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桜桃 |
由来 |
さくらんぼは、バラ科の植物です。原産地は西南アジア地方で、日本へは明治の初めアメリカから
ナポレオンと高砂という品種が導入され、大正元年に東根市の佐藤栄助さんがナポレオンと黄玉を
交配させて、現在生産量の半分以上を占めると言われている佐藤錦を作りました。当園も佐藤錦を
栽培しており、観光さくらんぼ狩りでお楽しみいただけます。 |
品種 |
佐藤錦 |
酸・甘味のバランスが良く品質も良い代表品種。 |
さくら姫 |
桜のような淡い着色だが、早生種にしては大玉で硬く美味しい。 |
花駒 |
佐藤錦より収穫期が早く6月10日頃。ジュ-シ-で美味も果肉が柔らかい。 |
紅秀峰 |
今や佐藤錦と並ぶ代表格。山形県内での栽培面積もかなり増えてきている。 |
紅てまり |
晩生だが濃赤色と着色が良く、硬く大玉な優良品種。 |
紅さやか |
早生種のエ-ス。酸味少なく爽やかな味で熟度進むと濃紫色になる。 |
月山錦 |
黄色いさくらんぼ。大玉で硬く食味も素晴らしい。 |
その他 |
只今、「やまがた紅王」「紅きらり」など期待の新品種を育成中。 |
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葡萄 |
由来 |
葡萄は、コ-カサス地方・カスピ海沿岸が原産地とされシルクロ-ドを経て中国より仏教と共に
日本へ伝わったというのが定説です。栽培の歴史は古く、今から800年ほど前の鎌倉時代初期に
甲斐の国で甲州種が発見されたのが始まりです。以後、明治時代に米国・欧州から様々な品種が
導入され現在では日本各地で栽培されるようになりました。山形は、山梨・長野に次ぐ全国3位
の22,600tの収穫量を誇ります。 |
品種 |
ナイヤガラ |
主に北日本で幅広く栽培されている中粒種で香り高いぶどう。 |
スチュ-ベン |
ニュ-ヨ-クより導入された酸味が少なくて極めて甘いぶどう。 |
巨峰 |
お馴染みの高級品種。 |
シナノスマイル |
果皮が厚く、日持ちに優れたたいへん綺麗な赤系品種。 |
ピオ-ネ |
巨峰より大きく肉質は硬い。市場人気も高い。 |
ロザリオ・ロッソ |
鮮やかな赤系の楕円形品種。糖度も高く美味しいぶどう。 |
シャインマスカット |
マスカット香を有し非常に甘い大粒種。今最注目されている品種。 |
瀬戸ジャイアンツ |
一頃ブレ-クした外観が桃に似ている壮大優美なぶどう。 |
その他 |
現在、有望な最新品種を育成中。ご期待ください。 |
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西洋梨 |
由来 |
洋梨のほとんどは、ヨ-ロッパ中東部のフランス・ベルギ-・ドイツ・イギリスなどが主産地
です。ラフランスは、名の通りフランスの原産で1864年頃に発見された品種です。日本には
明治36年に。山形県には大正初期に入ってきました。当初は、見た目の悪さと手間のかかる
栽培に敬遠されましたが、昭和40年代に入るとその美味しさから再注目され始め、今では西洋
梨の最高峰に位置されるようになりました。日本で現在栽培されている西洋梨の60%以上は
ラフランスです。山形県は、全国の生産量の約60%を占めています。当園でもラフランスを
主体に栽培しております。 |
品種 |
ラフランス |
栽培品種中もっとも美味しいとされる西洋梨の女王。 |
マリゲット・マリ-ラ |
大きいもので1kg以上あり、多汁で爽やかな甘さが特徴。 |
エスティバル |
プレコ-スの優秀系統。お盆に収穫できる真夏の西洋梨。 |
カリフォルニア |
紫から紅色に着色し、独特な風味を持つ美しく大玉な西洋梨。 |
スタ-クリムゾン |
濃赤色の早生洋梨。酸味がアクセントになって病みつきになる味。 |
その他 |
人気のデュ・コミスの色変わり「レッドコミス」を育成中。 |
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桃 |
由来 |
桃は、バラ科サクラ属で、ア-モンドに近い同じ野生種だったと言われています。桃の原産地は
中国の北西部、黄河の上流域と言われています。中国からシルクロ-ドを渡り西へと伝わり、その
後古代ペルシャで発展しました。栽培は紀元前から行われていたようで、17世紀にアメリカに伝わ
り果肉が黄色い黄桃が広がり、缶詰め加工用として発展しました。一方、日本へは、中国から明治
30年頃に入ってきて、これの変異種が白桃種として現在栽培されている桃のル-ツになっています。 |
品種 |
あかつき |
透き通るような肉質で、甘味多く食味が極めて良い。日持ちも良く人気
が高い。 |
光月 |
果肉は黄色く肉質は硬くゴム質。糖度も高く、マンゴ-のような風味と
甘柿のような食感を持つ美味な桃。 |
大寿蜜桃 |
最大で1kgにもなる極晩生種。果肉は硬いが繊維は少なく甘味も多く
食味は良好。 |
その他 |
只今、注目の品種「さくら」を育成中。 |
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林檎 |
由来 |
りんごの原産地はコ-カサス地方と言われており、ヨ-ロッパを経てアメリカへと伝わっていき
ました。りんごの栽培は、8000年前から始まったとも言われており人類の文明とともに歩んで
きた歴史といっても過言ではないでしょう。ロ-マ時代になると、りんごのカタログ本が出版
されています。日本には平安時代に中国から伝来し、明治4年にアメリカから輸入されたものが
品質・食味ともに在来種より優れていたため普及し現在に至っています。山形県は、生産量全国
第4位を誇ります。 |
品種 |
ふじ |
蜜入り良く多汁でたいへん甘く香り良いりんごの定番。 |
青林 |
果皮が緑黄色で陽光面が淡く赤色に着色する蜜入りの良いりんご。 |
スウィートメロディ |
黄色に着色し大変美しいりんご。人気の早生種です。 |
未希ライフ |
赤色に着色し硬く美味しいりんご。「つがる」を凌ぐ人気です。 |
こうとく |
小さいながらその蜜入りと香気が素晴らしいりんごです。 |
秋陽 |
着色良く、果肉硬くパリパリ感のある酸味の効いた中生の主役。 |
秋映え |
暗赤色で重厚感あり高級りんごとして定着。文句なしに美味しい。 |
その他 |
只今、晩生の黄色種「はるか」を育成中。 |
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